開咬とは、奥歯をしっかりと噛んでいても前歯が咬み合わずに上下の歯の間が開いてしまう状態のことをいいます。(稀に逆に前歯を咬み合わせても奥歯がかみ合わないケースもあります) 厚生省の調査において、12歳から20歳の人の約10%の人が開咬もしくは開咬の傾向があると報告されています。
学校保健法では、奥歯を咬んだ時に上下の前歯が6�o以上空隙が出来る状態を開咬の不正咬合と判断する基準としています。
開咬は、遺伝的な顎の骨格の形態、幼年期に指しゃぶりが長く続いていたこと・舌を出す癖・舌を噛む癖などが原因として考えられます。前歯の生え変わりの時期に前歯の隙間に舌を入れる癖が一番の原因とされており、舌の筋肉により上下の前歯の隙間を広げてしまうようです。
開咬は、前歯で食べ物を咬み切ることができないために噛む機能が低下し、前歯が噛み合わず、舌が出て正しい発音もできません。また、歯肉が乾くことから歯周組織の炎症を起こすこともあります。
