正中離開とは一般に「すきっ歯」と呼ばれる歯並びで、上顎の左右の中切歯の歯と歯の間にスペースが出来てしまっている状態のことをいいます。乳歯と永久歯の正中離開では事情が大きく異なり、乳歯の時期の離開は発育空隙といい正常なものです。乳歯の時期は顎の成長に伴い歯と歯の間にすきまが出来、永久歯の生えるスペースを作り出しているのです。
学校保健法では、上の左右中切歯の間に6�o以上の空隙(隙間)がある状態を正中離開の不正咬合と判断する基準としています。
正中離開の原因は、叢生の場合の反対で、顎の大きさに対して歯のサイズが小さい場合、先天的・後天的含めて歯の本数が足りない場合、指しゃぶりや舌の癖、埋伏過剰歯が考えられます。
前歯に隙間があると、見た目に悪いだけでなく、食べた物が挟まって歯垢がつきやすくなり虫歯や歯周病の原因になります。常に息が抜けるような状態においては、発音が不明瞭で聞きとりにくくなります。
