インプラント矯正は、歯の近くにある顎の骨にインプラントと呼ばれるチタンでできている骨と結合する性質を持つネジのようなものを埋め、そこを支点として歯を動かすという治療法です。
インプラントに用いるチタンは、身体に影響がなく金属アレルギーを起こさない安定した金属です。
インプラントを埋入するための手術が必要となりますが、インプラントの本数にもよって異なりますが、たいだい5〜10分ほどで終わる簡単な手術で、痛みはほとんどなく、手術後も日常生活に特に制限はありません。
矯正治療が終了した後には矯正用インプラントは取り外します。
インプラントを支点として使用するために、歯の確実な移動が可能となり、1歯1歯うごかす従来の矯正治療方法よりも早く治療が終了することが可能です。ワイヤー矯正では2〜3年要する症例が、インプラント矯正では半分くらいまで短縮が可能です。
矯正中は歯のケアをきちんと行わないと虫歯が出来たり、インプラントの周りが感染症を起こしたりする恐れがあるので注意が必要です。また、歯根吸収という歯の根っこが溶けてしまう症状が起きる可能性もあります。歯根吸収の原因は不明なのですが、もし症状が表れた場合には矯正治療の中止や、歯の連結・固定などが必要となります。
